皆生トライアスロン:4日目:ラン編:7月17日(日)

バイクの時に暑さ対策の為に頭から水をかけてもらったので、
バイクシューズが水浸し。靴下も水浸し。足はふやけてる。
そのままランシューズを履きたくなかったが、仕方ない。
ずぶ濡れの靴下。ふやけた足のままランシューズを履く。

ランに入る時に飲むようにと TRY-A の早川さんより
OS-1 ゼリーを渡されていたので、それを飲む。
なかなかいける。

ランに入る。今までのどのロングより快調に走り出す事が
出来た。2km程走ると、先を行っていた名古屋の
トライアスロン仲間の木村氏に追いつく。一緒に
走り始めたが、エイドステーションではぐれてしまった。
置いて来ちゃったかな?と思いながら走る。

5kmあたりで先輩トライアスリートに追いつく。
膝がかなり痛いとの事。調子良く走り出した秋田も
この辺りでちょっと心が折れ気味になっていた。

先輩と一緒に走る事にした。宮古島の時、心拍計を使い
130〜150の間で走り、調子がよかったので、
今回もこのペースで走る事にした。

先輩も秋田と同じくらいの心拍だったので、二人とも
秋田の心拍計に従いながらゆっくりと走る。

20km地点で流石に疲労が増して来たのと、制限時間に
間に合いそうってのが解ったので、少し歩く事にした。
のんびり歩いていると木村氏が追いついて来た。

ようやく折り返し地点。ランもエイドの度に頭から
水をかけてもらう。くつもずぶ濡れ。靴が濡れて
いるのはかなり嫌なのだが、そういうものだと思い、
ずぶ濡れを受け入れ、体を冷やす。

折り返してしばらくすると今回一緒に参加した
もう一人のメンバーとすれ違う。完走にはちょっと
間に合わない。後で聞いてみると31kmまで走った
との事。我々は3人なので色々と頑張れるが、
あの暑さと孤独で31kmまで走ったのは素晴らしい。

35kmを超えるあたりからだんだん暗くなってくる。
反射テープが付いたタスキ等を渡される。

ロングの醍醐味である。しかし、真っ暗になって
まったく見えない所もある。ちょっと危ない。
つまずいて転んでしまった選手もいた。
歴史ある大会なのだから、最後の暗い所、何らかの
ケアが欲しい所。

暗くなる、レースが終盤を迎える。エイドステーションでも
明かりが灯される。ボランティアのテンションも最高潮に
達し始める。そこまでテンションあがるかぁ〜。的な
ボランティアもいた。選手、ボランティア、レース
関係者全員が一体になってうねりをあげているようだ。
ロングは遅くゴールする方が良い。
(早くゴール出来ないですが・・・笑)

皆生トライアスロンはあまり交通規制をしないで
運営されている。バイクもランも必要な所に
スタッフが立っていて、車を止めてくれたりもするが、
ある時間を超えると信号待ちをしなければならない。
その為か、ランでは3つの陸橋を渡った。

ランフィニッシュ1km手前でも陸橋を渡る。
一番辛い場所。登りは良いが下りが危ない。ここまで
何度も信号待ちをしたのだから、ここも陸橋ではなく
信号待ちをして横断歩道を渡らせてくれたら・・・と
思った。

真っ暗の中最後の陸橋を渡り川沿いを走る。ここも
かなりくらい。遠くの方が明るく、にぎやかになって
来た。ゴールのある競技場である。

あと少し。競技場に入る。嫁を見つけたので、嫁を
呼び寄せる。先輩、木村氏、秋田、嫁で最後の
トラックを走る。ゴールが見えて来た。3人+嫁で
ゴール。

6時間13分38秒
総合14時間15分37秒

3人で手を取り合い、感動を分かち合う。
言葉では表せない何かを得た。とても清々しい。

長い一日が終わった。
大会関係者、ボランティアに感謝。

その後はお約束の焼き肉。
ロングをしても焼き肉は食える。

旅館に戻り風呂に入り、今回の仲間で焼き肉やへ。
たらふくの焼き肉と生ビール3杯を頂いた。

上手かったぁ〜。至福の時。

今回は3回目のロングなので、なんとなくロングのとの
向き合い方が解って来た気がする。
宮古島では食べなかったジェルも8本食べた。
エイドではおにぎりをかなり食べた。オレンジも食べた。
暑いながらも食欲は旺盛だった。

バイクでジェルを食べるタイミングをエイド毎にしたのが
良かった気がする。エイド以外で食べると、口の中が
甘くてしょうがない。エイドで水分補給と同時に
ジェルを一気に入れる。これで栄養補給完了。
ついでに梅干しとおにぎりを食べる。
TRY-A 早川氏にもらったねり梅も大活躍。梅干しが
売り切れているエイドがある。流石におにぎりだけじゃ
食えない。ねり梅を付けておにぎりを頂く。旨い!

今回も最後の方にコーラを飲んだ。コーラは最後に限る。
でも・・・最初の方から飲んだらどうなるんだろう?
なんて思ったりもする。

今回も無事ゴール出来たのは、お客様、豊作プロジェクト
スタッフ、トライアスロン仲間、家族、嫁。沢山の方に
支えてもらったからに他ならない。感謝の気持ちで
いっぱいである。

ありがとうございました!

次回は佐渡Aタイプ。日本国内でもっとも長いレース。
しっかりと練習を積んで参加したい。

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