アイアンマン ジャパン完走への道 極寒の荒サイ 2010/02/06

 2月になった。今月からは皇居ランを3周から4周に増やす事にした。

 ネットで先に知ったのだが、皇居周辺を走るランナーに向けて、
マナーを守るようにとの看板が幾つか立てられていた。
そんな看板が立てられている中でも、皇居周回レースを行っている
団体がいた。賞状やメダルを用意して本気モードである。
やれやれ・・・と言っている自分も気をつけなければと思う。
自分は迷惑をかけていないだろう等と奢っていたらいけない。
他から見れば、レースやっている人も、秋田も同じである。とにかく
歩行者優先。走らせてもらっている感謝の気持ちを忘れない。
これを肝に銘じて走らせてもらう。

 1周目:29分51秒
 2周目:28分43秒
 3周目:29分38秒
 4周目:29分40秒

 4周目からは嫁と合流。1周30分程度で走る事にだいぶ馴れた。
25分くらいで走れるようになれたら良いなぁ〜と思う。
4周を25分ペースで走れれば、フルマラソンで4時間を切れる
体力になる感じがする。

 ランの後は食事をして、いつも通り永代通りから西葛西に行き
荒サイに入る。
 もの凄く風が強い。いつもは 葛西→戸田橋 は追い風で
楽に走る事が出来るのだが、今日は逆。どのくらいの風速か解ら
ないが、一番軽いギアにしてやっと走る事が出来るくらいの
向かい風。25km の距離なのだが、2倍くらいの距離感であった。
戸田橋→西葛西 は、その逆で追い風。ペダルを漕がなくても
進んでしまうくらい。距離感はいつもの半分程度であった。

 西葛西に付いた時には5時頃。戸田橋に行くと完全に暗くなる。
新しく買った懐中電灯があるから、暗いのは大丈夫かな?と。
しかし、もの凄く寒い。ただでさえ寒いのに、冷たい強風の北風が
ビュービュー吹いている。しかし、ここであきらめてはいけないと
思い、気合いを入れて戸田橋へ向かう。
恐ろしく寒い。体は動かしているので何とかなるのだが、
指先がしびれてくる。足先は防寒具があったので、だいぶしびれも
少なかったのだが、指先がどうにもならない。もちろん手袋は
はいているが、風を通してしまう素材の物なのでこの強風だと
保温性は良くない。

 環七をすぎた辺りから真っ暗になってしまった。懐中電灯は
かなり調子良い。無灯火の自転車が真っ暗の中結構走っている。
今までの物だと自転車に付いている反射板が殆ど反射しなかっ
たのだが、新しい懐中電灯はだいぶ遠くにいても反射板が反射して
くれるから、無灯火自転車の存在が解るので事前に気をつける
事が出来る。

 暗くなっても強風は変わらない。気温もどんどん下がる。川から
吹いてくる風なので、さらに冷たい。手先はしびれたまま。
強風だから漕いでも漕いでも進まない。寒い・・・
体力的に限界を感じたので、岩渕水門で一休み。そのまま一般の
道にエスケープ。一般の道に出れば少しは暖かくなるか?と
思ったのだが、全く暖かくならない。環八を志村坂下に向かう。
志村坂下で左折。中仙道に入る。だいぶ暖かくなって来た。

 自宅まで約10km。何とか辿り付く事が出来た。全走行距離は
105km 戸田橋を経由しても106kmなので、1kmしか短くは
ならなかった。
自宅で風呂につかり体を温めた。しかし、指先のしびれは残っ
たまま。変色はしていないが、2日経過した今日も指先の
しびれが残っている。軽い凍傷にかかってしまったと思う。

 これからは山に行く時に使っている手袋を持って行き、寒く
なったらその手袋を履く事にしよう。
寒いが、今練習しておかなければ、6月に180km走れる体に
なれないだろう・・・

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