被災地にて思う

今回の震災で被災された方にお見舞い申し上げます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2011年5月28日、檜野氏に案内いただき被災地を見て来た。
仙台市内の「とどけ隊」の拠点から海岸沿いに出て、北上。
気仙沼までの間である。

震災から2.5ヶ月程経過した今も、

片付けられない瓦礫。
一瞬にして消えてしまった街。
大勢の人の全て、夢や希望までも流してしまった現状を
見させてもらった。

思う事は沢山ある。
自分に出来る事は何か?
整理が付かない。

ほんの少しだけの違いが大きな差に。

とりあえず多くの人がここに訪れるのが良いと思う。
不謹慎かもしれないが、観光で訪れるのが一番良いと思う。
仙台市内はほぼ何事も無かったように機能している。
松島は奇麗に残っているし、遊覧船も出ている。
牛タンは変わらずに旨い。

しかし、残念な事に復興需要を見越して多くのホテルが
ゼネコン等に部屋を押さえられてしまっている現状がある。
泊まりがけで来たくても宿がとれない。
実際には泊まっていない部屋があるらしい。
政府の対応の遅さであろう・・・

でかいタンク。いつになったら片付けられるのか?

実はここに来るまでは「管内閣は早く退陣すべき」と
思っていたが、今はそれどころじゃないって思う。
とにもかくにも大きな予算をど〜んと付けて、被災地の
復興に使えるようにして欲しいと切に思う。

野党も一丸となって、まずは被災地がどんどん動けるように
震災関係の法案をどんどん通してもらい、ある程度落ち着いたら、
政権争いを再開すれば良い。
ここに来てみると政権争いなんてどーでもいい。

また、ボランティアの方々が来てくれて、瓦礫の撤去作業をやって
くれているのだが、もっと地元の方を使って撤去をすれば良いと
思う。一部自治体では始まっているとの事であるが、国が予算を
つけて「地元の方に作業をしてもらうように」とすれば
自治体も動きやすくなる。

政治家の皆さん。票をくれるご自身の地元ばかり考えずに
今は被災地の為、国の為の仕事をして頂けないだろうか?

秋田は明日秋田の湯沢、明後日仙台のネットショップの方々と
話をする機会を持たせていただける。
その上で、何が出来るか?を考えていき、自分なりの支援が
出来ればと思う。

こんなに大きな範囲が一瞬にして消えてしまった。

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