今回は高尾山を通らずに陣馬山だけ行くことにした。
この界隈は奥高尾とか裏高尾とか呼ばれていてその中でも有名な山である陣馬山へ行ってみたくなった。
実は高尾山口あたりで配られている高尾山ハイキングマップ的なガイドがある。このガイドには軽ぅ〜く陣馬山への道が書いてあり、しかも高尾山周辺のスタンプラリーコースになっている。しかし、高尾山から陣馬山へは10Km以上の山道を歩かなければならず、それなりに山歩きに親しんでいないとならないコースである。無論秋田もまだチャレンジした事がない。
とりあえず陣馬山へ行きたい!と思い。きょうは陣馬山だけにする事にした。
JR高尾駅から陣馬高原下のバス停へ行く。このバスも混んでいた。このあたりはやはり人気スポットなんだと再認識した。
陣馬高原下バス停付近は以前は人気の観光地だったようで、団体で食事をしたであろう建物や、旅館の看板等があった。しかし営業しているのはおばあちゃんがやっている雑貨屋(ジュース、カップラーメンのたぐいがメイン)と自動販売機のみ。
ここからアスファルトの道を和田峠までひたすら上り続ける。相模湖の方へ抜ける峠なのか?車の往来もそれなりにある。また、自転車でトライスロンや自転車競技の練習とかをしている人も多く見かけた。
3Kmほど上って行くと和田峠の茶屋に出る。この茶屋ではおばあちゃんがお店をやっていた。旦那さんと思しき方は客席で気持ちよさそうに寝ていた。
とりあえず小腹が減っていたのでおでんを注文し食する。たまごいれる?等とマクドナルドばりにおばあちゃんに言われたが、結構です。と断り普通のおでんを食した。秋田の後におでんを買った人もたまごを断っていた。多分・・・おばあちゃんの勧め方がいまひとつなんだと思う。そんな事を考えながらおでんを平らげ、いざ陣馬山山頂へ!
茶屋脇にある階段を上る、登る、昇る。ひたすら階段をあがる。いや〜きつかった。階段を上り切るとしばらく急な登りの山道。また階段。この階段を登り切ると陣馬山山頂に着いた。
陣馬山山頂には3件の茶屋がある。
・富士見茶屋
・清水茶屋
・信玄茶屋
富士見茶屋は昭和6年創業との事。100年企業も目の前である。
どこの茶屋に入ろうか?と悩んだが、和田峠から上がった時に最初にみた信玄茶屋に入る事に決めた。信玄茶屋ではビールと名物陣場うどんを注文。茶屋の主人の奥さんが作った総菜をおつまみをもらい至福のひと時を過ごした。
陣馬山は展望が開けていて、回りの山々が良く見える。富士山も見えるとの事だが、残念ながら富士山を見る事は出来なかった。もっと早い時間で空気の澄んでいる時じゃなければ見る事が出来ないのであろう。
下山は来た時と少しコースを変えた。山道を下り上ってきた途中のアスファルト道に合流するコースを選んだ。思っていたより急で険しい山道であった。これ・・・上るのは結構大変かなぁ〜等と思いながら歩く。我らはまだ山歩き初心者なので、何組かの人々に追い越された。皆我らより年配なのにひょこひょこと山を下って行く。我らもがんばらねば・・・と思う。
途中からアスファルト道に合流し、バスを降りた陣馬高原下バス停につき、バスにのって戻った。
高尾までの間に「夕焼け小焼け」と言う場所がある。「夕焼け小焼け」を作った人にちなんでいるらしい。今度機会があったら来てみたいと思う。