ランのテントでメンバーと一緒になる。あとランだけ。昨年完走出来なかったメンバーもここにいる。あと3時間以上あるから楽勝!って励まし合う。
ランに入る。調子良いのか悪いのか解らないと思いつつもスピードが乗らない。流石に佐渡の疲れか?等と調子悪くても仕方が無い言い訳ばかりを考えてしまう。悪い癖だ。ダメな事や出来ない事を正当化してしまおうとする。
3kmくらい行った所で空腹感が出て来た。ランのエイドは2kmおきくらいにあるのだが、食べ物が充実していない。うさぎのほっぺは美味しかったが、まともな固形物はこれくらい。しかも全部のエイドには置いていない。
4km のエイドで Try-a の早川さんが作ってくれた赤飯のおにぎりを頂く。エイドの後ろにあるテント内に座らせてもらいゆっくり味わいながら食べた。水も飲ませてもらい、再スタート。休む前より圧倒的に軽快に走れる。少し休んだ事により心身共にリフレッシュされたのだろう。街の声援やボランティアの方の声援が嬉しい。
線路を超える陸橋を渡り海沿いへ出る。なかなか気持ちのよいコース。昨年はここをバイクで走ったなぁ〜と思い出に浸りながら走る。少々時間が心配になって来たので、マーシャルに制限時間や関門の時間等を聞く。後5kmで関門。そこ迄はあと1時間くらいある。そこからゴール迄は7km くらいで1時間くらいの制限時間がある。との事。余裕?と思ったが、結局7分/1km でしか走れていないので、結構ピンチ。
かなり苦しいけど頑張ります!
一度は復活したものの、だんだんペースが落ちてくる。佐渡と同じで時計とのにらめっこである。関門付近で嫁が応援してくれていた。ありがたい。
スピードは出せないが、このままのペースで行けばなんとかゴールする事が出来そうである。とにかく諦めず、ペースを落とさずに走る。これ以外に方法はない。諦めず、同じペースのままの難しさや大切さを学びながら走る。
ゴール迄あと1km。回りの選手のペースがあがる。佐渡ではペースを上げる事が出来たが、今回はペースを上げる事が出来ない。ゴールが見えて来た。名前をコールしてもらう。
無事ゴール。
ラン:2:41:26
総合:7:31:12
大会の実行委員である白戸太郎氏に迎えられ握手してもらった。
チームメンバーやその家族、秋田嫁も秋田がゴールした事を喜んでくれた。ありがたい。昨年完走出来なかったメンバーも1名完走。素晴らしい!何名かは今年も完走出来なかったが、また来年チャレンジすれば良い。
その後バイク等の片付けと恒例の焼き肉大会!チームメンバーと最高の時を過ごさせてもらった。
毎回思うのだが、お客様、仲間、会社のスタッフ、家族。沢山の方々にささえられ、45歳のオヤジがトライアスロン等というバカなレースに参加させていただき、無事完走させてもらえる。とてもありがたい。感謝しています。
今回のレースで今年の秋田のトライアスロンシーズンは終了。これからしばらくはマラソン。「大阪」「神戸」「NANA」と続けての参加。「大阪」では4時間切りを目指してがんばります!
一句:ポッコリと、おなか出ても、アイアンマン