アイアンマンチャイナ

昨今の事情があり、アイアンマンチャイナには出ない
つもりでいたが、このレースを逃すとアイアンマンの
フルディスタンスに今年出るにはヨーロッパ方面へ
行かなければならない。

ヨーロッパ方面は移動に時間がかかってしまうので、
現状ではなかなか行かれない。そうなると来年。2012年
のレースまで待たなければならない。

1年以上、多分1年半くらい待たなければアイアンマン
のレースに参加出来ない事になる。明日で45歳になる。
人生の時間がどんどん過ぎて行く。少しでも若いうちに
アイアンマンに挑戦したい。昨年出た済州島のレースは
フルディスタンスではあったが、アイアンマンではなかった。
それに加え、スイムが中止。レースは完走したけど
フルディスタンスは完走していないし、アイアンマンも
完走していない。

万里の長城も見たいし、今の中国をこの目で見ておきたい。
こんな思いが重なり、アイアンマンチャイナに申し込んで
しまった。政局がどのように動くかは解らないが、日本は
毅然とした態度で中国と仲良くやって行ければ良いと思う。
仲違いして、レースが中止になったり、渡航禁止なんて
事にならないように祈るしかない。

まあ、行く事に決めたので、さっそく「るるぶ」でも
買いに行くとするか。それと指差し中国語も app ストアで
買わなければ。だんだん楽しくなってきた。

おっと・・・練習もしなければ・・・

アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月20日 リカバリ〜完結編

リカバリって言うと聞こえが良いが、ただの食いまくり。
レースで絞った体は完全にリバウンド。デブ腹に戻りました。

レース後の昨晩は、焼肉食べまくり、酒飲みまくり。
まあ、この為にやってるのだから良しとしよう(笑)。
本来であればこれでリカバリ終わりなのだ。なのだ。なのだ・・・。

9月18日 8:00
若干二日酔い気味で起床。ホテルの朝食券があるので、
朝食会場へ向かう。すでの食事を済ませたメンバーや食事中の
メンバーがいる。昨日時のレースの事を話しながら、普通に
食事をとる。楽しい食事の時間だ。やっぱり納豆が旨かった。

部屋から見える飛行機

部屋から見える飛行機

この後はめいめいチェックアウトしてバラバラに東京へ
帰る。寂しくもあるが、また次の練習や大会で一緒に
過ごせる事を楽しみに別れを告げる。

部屋に戻り荷物をまとめチェクアウト。セントレアのお土産
を買う為に空港へ向かう。が、何故か空港のレストラン街にいる。
先日ワールドビジネスサテライトで見た名古屋の「鈴波」さんが
あるではないか。ミッドタウンでは毎日行列が出来ている
らしい。目の前にある「鈴波」さんはスグに入れそうである。
あまりお腹空いていなかったが、これはチャンス。是非とも
食べてみたい。いい匂いに引き込まれるように店内に入る。
「鈴波定食」を注文。

鈴波定食

鈴波定食

絶妙な粕漬け具合と焼き具合

絶妙な粕漬け具合と焼き具合

う〜ん・・・美味い!こりゃ行列出来る訳だ。
嫁の米を半分もらい、全て平らげてしまった。嫁も完食。
時間はまだ11:00前。

名鉄に乗り名古屋駅へ。ここでもお土産を買おうと
高島屋の地下に行き、きしめんを購入。これでお土産は
揃った。後は・・・味噌かつ?味噌に込みうどん?なんて
冗談を言っていたのだが、ついエレベータに乗り、
レストラン街の味噌にこみうどん屋へ入ってしまった。
それぞれ、生ビールと卵入り味噌に込みうどんを注文。
嫁は半分くらい。秋田は完食。美味しかったが、
うどんが固いのは関東人にはちょっといただけなかった。
しかし、名古屋の味を満喫出来たのは嬉しい。
まだ1:00前。

3食目の味噌に込みうどん

3食目の味噌に込みうどん

すでに3食・・・

それから新幹線に乗り熟睡のまま東京駅へ到着。
自宅へ帰るが、食事の支度をしてもらうのもなんなので、
夕方6:00頃にピザを注文。油ギッシュなピザと
しばらくとってあったシャンパンを1本空けてしまった。

う〜ん・・・食べまくりの飲みまくりである。
明日からは精進せねば・・・と後悔する。

今回のアイアンマン70.3常滑ジャパン。
とても楽しかった。良い思い出もできた。ブログに
書きそびれてしまったが、ツイッター等で知り合った
トライアスロン仲間と会う事も出来た。嬉しかった。
色々と課題も出来た。すべてにおいて、もう少し練習を
しなければと思う。記録を出したいって事じゃなく、
もっと楽しむ為に余裕を持ったレースをしたい。
ちょっとだけ新しい自転車も欲しくなった・・・

毎回思うのだが、一番に感謝しなければならないのは
お客様、そして会社のスタッフである。
回りの方々のお陰でこんなに楽しむ事が出来ている。それ以上の
お返しが出来るよう、仕事に遊びにさらに励みたいと思う。

ありがとうございます!

アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月19日 ラン〜

ランスタート。やはりランのスタートは厳しい。
スイム、バイクの疲労がモロに出る。バイクで走ったコースを
少々走り、折り返して海岸を走る。ロケーションはかなり良い。
バイクのときよりボランティアの方の顔がはっきり見え、
目を合わせながら声援に応える事が出来る。
ランコースは住居地帯ではないので、地元の方より
ボランティアの方が多く沢山支えてもらった。感謝。

最初のエイドステーションでは水をもらった。
少し走ると折り返してくる選手とすれ違いながら走る。
早くそっちを走りたいなぁ〜と思いながら自分の進むべき
コースを走る。もうしばらく行くとなんだかぐるぐると
コースが入れ混じっている。GG’s や BOY’s のメンバーと
すれ違い、ハイタッチをして元気をもらったり分けたり。
先を行くメンバーが走っているコースへたどり着くのに
30分以上かかったり。面白いと言えば面白いし、
解りにくいと言えば解りにくいコースであった。
途中バケツで水をかけてもらった。「気持ちE〜〜〜」
しかし、靴がびしょ濡れ。ちょっと後悔した。

迷路のようなぐるぐるコースを抜けると殆ど選手がいない。
ぐるぐるしていたから秋田より先の選手の姿を見る事が
出来て、元気もわいたのかな?と。ぐるぐるも良いのかも
しれない。空港島へ渡る橋にさしかかる手前で足がつって
しまい、足を引きずりながら歩いている選手に会う。
エンライテン(つり防止用のサプリ)がまだあったので、
その選手に分けた。無事ゴールできたかな?
まだまだ時間はあったから、大丈夫だろう。

橋を登るあたりから年長選手のそばを走る。
負けてられない。しかし、あの歳で頑張れるのは凄いと
思う。本当の意味で鉄人である。が...ずっと
べらんめぇ口調で酔ってもいないはずなのに?クダを
まきながら走っていた。なかなか楽しいクダだった(笑)。

橋の上からの眺めはとても良かった。他の参加者の
ブログを見ると、カメラを持って走っている方もかなりいる。
秋田もカメラを持って走ればよかったなぁ〜と思う。
携帯は持っていたのだが防水ではなかったので、ジプロック
にくるんだまま使う事が出来なかった。

常滑の空

常滑の空

橋を抜けボランティアスタッフの方が「あと4kmです!
頑張って下さい」って励ましてくれた。え?4kmもあるの・・・
ちょっと萎えたが、ここ迄来たのだから頑張るしかない。

空港島の東側の直線を南下する。ここから見える
知多半島がとても美しかった。やっぱりカメラもって
走るようにしよう。しばらく走ると最後のエイドステーション。
最後の力をもらいゴールへ向けてスタート。

何となく音楽やざわめきが感じられる。ゴールが近いな。
ゴールまで続くフェンスが見えて来た。嫁が手を振っている。
おぉ〜もうすぐゴールだ。
フェンスの間をしっかりした足取りで走りゴールした。

ゴールには GG’s メンバー、BOY’s メンバー、嫁が
秋田のゴールを出迎えてくれた。有り難い。
ハーフだが、晴れてアイアンマンになる事が出来た。

アイアンマンでゴール

アイアンマンでゴール

スイム:0時間59分51秒
バイク:3時間55分21秒
ラ ン:2時間36分04秒

トランジッション(SWIM-TO-BIKE):7分21秒
トランジッション(BIKE-TO-RUN):4分34秒

合計:7時間43分11秒

正直ハーフを少々なめていたかも知れない。済州島より
キツイレースだった。スイムがあったのと、日差しが
強かったのが原因かも知れない。なにより練習不足。
もう少し練習しなければと痛感したが、目標の完走は
果たせた。残念ながら GG’s 全員での完走は果たせなかった。
来年は GG’s 全員で完走したい。

レース後、アワードパーティー。GG’s 名誉キャプテンの
井上氏は CEO枠で優勝。5時間53分31秒の驚異的なタイム。
いつの間に練習しているんだろう・・・

アワードパーティーの後は恒例の焼肉大会。その後
ホテルの部屋にて二次会。すっかり酔ってしまい自分の部屋へ
戻るとそのまま就寝。

長くて楽しい一日が終わった。

アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月19日 バイク〜ラン

バイクのスタート。今回は荷物の軽減をする為に
バイクシューズをペダルに付けたままにしてあった。
トランジットを終えてバイクスタート地点に到達する
前に、シューズを履こうと思っていたのだが、
履くのを忘れてしまい生まれて初めての
(なんて言う行為なんだろう・・・)バイク乗りながら
シューズ履きを行った。かなりヨロヨロして危ない状況。
なんとか転ばずにスタート出来たが、降りて履いた方が
早かったはず。

バイクのコース序盤はとても悪い路面。秋田は
早い選手ではないので、つべこべ言っていられないが、
それにしても路面が悪い。しかし、常滑の皆さんがその悪い
路面の脇に沢山いてくれて、応援をしてくれる。
路面の悪いのを忘れてしまうくらいの声援をいただいた。
ありがとうございます!

スタート前の元気な姿

スタート前の元気な姿

危険な坂では、秋田の前を走っていた方がガチャンと
落車。振り返って見たが怪我はなさそうだったのと、
常滑の方が沢山いたのと、スイム&トランジットで時間を
ロスしていたのとで、申し訳ないが先を急がせてもらった。

広い道へ出て視界が広がった。周回コースに入る。
この辺りでジェル等、適当に補給。水分も摂る。
DHバーのポジションで進む。しばらく行くと幹線道路
をパスする為にマジ?ってくらいの道を通る。

山道に入る。登り、下り、下ったら下りの余韻を
味わう事無く直角に右折。左折したら殆どゼロベースから
登り坂の始まり等々。とてもキツイコース。この所練習不足
だったのが如実に現れる。やっぱり山へ練習しに
行かなければだめだなぁ〜・・・

済州島でのレースでも感じたのだが、秋田の乗っている
「オルベア」下り坂が早い。下りでDHポジションを取り
全く漕がないで下る。殆どの場合、回りにいる漕いでいない
人達より早い。幾つか理由を考えてみた。

・秋田のポジションが素晴らしい(笑)
・アルミフレームだからいい感じに重いので早い
・アスロニアのメカニック遠藤さんの腕が良い

何となく遠藤さんっぽい気がする。済州島は購入して
から1年以内。今回のセントレアはセントレアの前に
オーバーホールしてもらった。
転がりが良いのかも知れない。きっとグリスアップが
絶妙なんだと思う。感謝である。

さて、話を戻して・・・常滑のバイクコースはキツイが
素晴らしいコースであった。石垣島っぽい所があったり
北海道っぽい所があったり、遠くに海を見ながら走れたり・・・
全体が常滑っぽいって事なんだと思う。
常滑の自然を楽しみながらバイクの周回を重ね、
街中から路面の悪い所へ戻る。この頃になると回りにいる
選手はまばら。常滑の方達の声援が秋田だけに注がれる。
軒先を走らせてもらうような場所もあり、本当に
有り難いなぁ〜と思う。

声援をもらうと「ありがとうございます」とか
「ちぃ〜っす」とか・・・かなり疲労していたが、なるべく
声を出して返すようにして走らせてもらった。
声援送ってるのに黙って走り過ぎたら、嫌な奴って
思われちゃうし、最後の方に嫌な奴がいたら、来年は
制限時間が短くなっちゃうかもと思ったりした。

最後の悪い路面でパンクしなければ良いなぁ〜と
祈るように走った。なんとかパンクせずにバイクのゴール
をする事が出来た。済州島の180kmよりキツかったかな。

バイク:3時間55分21秒
おぉ〜だいぶ良い。アベレージは 22.94 km/h 少し貯金。
済州島の時よりちょっと良かったかな? 来年は 25km/h
くらいで走れるようになりたい。バイク変えれば走れる
ようになるかなぁ〜?でもスポンサー自分だし・・・(苦笑)

そこそこ満足のバイクを終え、ランシューズに履き替え
ランをスタート。済州島の時もそうだったのだが、
これからランをやるのかぁ〜とちょっと憂鬱気味。
しかし、走らねば完走は無い。気持ちだけは元気一杯。
貯金も出来たので、ちょっと余裕でランをスタート。

トランジッション(BIKE-TO-RUN):4分34秒

トランジットをもっと上手に出来るように練習
しないとダメかなぁ〜。

アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月19日 大会当日〜スイム

朝4時起床。思ったより眠れた。
朝食をとりに行く。今日は特別に朝4時から食を出して
くれるとの事。大会関係者やホテルの配慮に感謝。
納豆が旨い。納豆を3パック程食べた。シリアル系も
少々いただいた。満腹である。部屋へ戻り大便。いい感じに出た。

5時15分 GG’s メンバーとホテルのフロントで待ち合わせ。
いよいよ出発である。空港駅からりんくうビーチ駅へ行き、
りんくうビーチに設置されたトランジッションエリアへ行く。
朝日が登り始めた。

朝日が登って来た

朝日が登って来た

トランジッションエリアで
タイヤに空気を入れたりジェルを準備したり、レースの
為の準備を整える。

準備体操をする GG's と BOY's

準備体操をする GG's と BOY's

どんどん時間が経過して行く。TRY-A松山氏から体操を
するので集合して欲しいと声が掛かった。GG’s、BOY’s で
円になり準備体操をする。最後に円陣を組んで気合いを
入れる。スイム会場に向かいスタートの号砲を待つ。
プワァぁぁ〜〜〜ン。第一ウエーブがスタートした。秋田は
第三ウエーブ。長い一日の始まりである。

今日の予想タイムは
スイム:1時間
バイク:4.5時間
ラン:2.5時間
の完走ギリギリタイム。あわよくば7時間を切るタイムが
出ればと思う。

第三ウエーブの号砲がなる。
いつものように一番後ろから海に入る。今日のレースは
目標が解りづらい。ヨットが目印になるようにしてある
との事だったので、ヨットめがけて泳ぐが回りがいない。
ヨットをめがけるとだいぶコースアウトするようである。
と言いつつも、目印が解らないのでヨットをめがけ、ブイが
見えるようになったらブイ。もしくは明らかに沢山の選手が
行く方に泳ぐ。しばらくすると第四ウェーブに追いつかれる。
最初のブイを曲がる所でかなりのバトル。
しかし、何故足を掴むのか?体や手足があたったり、触れたり
するのは解るが、なにも掴まなくても良いだろう・・・と思う。

秋田はスイムが苦手。もたもたと泳ぐ。最後の直線に
入るが、スイムゴールの場所が全く解らない。岸はかなり遠く
にある。あぁ〜・・・あそこ迄泳がなきゃいけないんだ・・・
等と落胆しながらもヘッドアップを繰り返し岸に近づく。
ゴールが見えて来た。少々方向が違っていたようであるが、
これまでのレースと比べるとかなり良い。方向を修正しながら
スイムゴールをくぐった。

スイム:0時間59分51秒
予想ギリギリのタイムであった。

トランジッションエリアでもたもたする秋田

トランジッションエリアでもたもたする秋田

トランジッションエリアで食事を摂ろうと思っていたのだが、
予想はトランジッションタイムも含みだったので、時間が無い。
それだけではなく、食欲もあまり無い。食べ物やジェルを
バイクジャージの後ろポケットに入れ、バイクをスタートさせた。

トランジッション(SWIM-TO-BIKE):7分21秒

もう少し短く出来たと思っていたのだが、やっぱり時間が
かかってしまったようである。

アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月18日 現地入り

8時東京発の新幹線に乗るため、いつもよりかなり
早めに起床。バイクはTRY-Aさんに預けたので、今回は
かなり身軽に移動。中野駅から中央線に乗り東京駅へ。

GG’sメンバーと同じ新幹線に乗ったのだが、自由席
で移動したのは、秋田と秋田嫁ともう一人のメンバー。
新幹線のチケットを買うときに、指定は満席って
言っていたのだが、買うことが出来たようである。

名古屋駅で名鉄に乗り換え。名鉄のホームで同じ
新幹線で移動したメンバーと合流。皆でワイワイガ
ヤガヤしながら中部国際空港へ到着。

駅を降りるとTRY-A松山さん、早川さんが出迎えて
くれた。ホテルに荷物を預け、競技説明会場へ。
かなりの人。潮の流れを考慮し、これまで発表して
いたスイムの回り方を逆方向にする。噂されていた
バイクコースはかなり噂通り大変って事などを聞かせて
もらった。その後選手受付。初めての大会にしては
なかなかスムーズな運びだったのかな?と思う。

説明会会場

説明会会場

選手受付後、昼飯。空港のレストランはどこも
トライアスリーターで満員。すぐに入れた蕎麦屋にて
昼食。

トランジッションエリア

トランジッションエリア

昼食後はバイクの預託~バイクコースの下見~試泳
の予定。トランジッションエリアに移りバイクを
組み立てる。バイクの預託がなかなか始まらない。
なかなか始まらないので、予定を変更して試泳をする
事にした。会場ではアイアンキッズが行われていて、
ちびっ子が生懸命トライアスロンにがんばっていた。
その隣で少々泳がせてもらった。

嫁とピース

嫁とピース

試泳後は車でバイクコースの視察。なかなか
難関コースである。登りも下りもかなりある。
道の悪い所もある。かなりきついレース展開になるかなぁ~
などと思いながらコースを見て回った。

危険な坂

危険な坂

ホテルへ戻り皆でカーボパーティ。ビールを一杯
軽く飲んで炭水化物をたらふく摂って解散。
部屋へ戻り、レースのための準備をして就寝。
明日が楽しみである。