ラン編:2011 アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン レポート

ランのテントでメンバーと一緒になる。あとランだけ。昨年完走出来なかったメンバーもここにいる。あと3時間以上あるから楽勝!って励まし合う。

ランに入る。調子良いのか悪いのか解らないと思いつつもスピードが乗らない。流石に佐渡の疲れか?等と調子悪くても仕方が無い言い訳ばかりを考えてしまう。悪い癖だ。ダメな事や出来ない事を正当化してしまおうとする。

3kmくらい行った所で空腹感が出て来た。ランのエイドは2kmおきくらいにあるのだが、食べ物が充実していない。うさぎのほっぺは美味しかったが、まともな固形物はこれくらい。しかも全部のエイドには置いていない。

4km のエイドで Try-a の早川さんが作ってくれた赤飯のおにぎりを頂く。エイドの後ろにあるテント内に座らせてもらいゆっくり味わいながら食べた。水も飲ませてもらい、再スタート。休む前より圧倒的に軽快に走れる。少し休んだ事により心身共にリフレッシュされたのだろう。街の声援やボランティアの方の声援が嬉しい。

線路を超える陸橋を渡り海沿いへ出る。なかなか気持ちのよいコース。昨年はここをバイクで走ったなぁ〜と思い出に浸りながら走る。少々時間が心配になって来たので、マーシャルに制限時間や関門の時間等を聞く。後5kmで関門。そこ迄はあと1時間くらいある。そこからゴール迄は7km くらいで1時間くらいの制限時間がある。との事。余裕?と思ったが、結局7分/1km でしか走れていないので、結構ピンチ。

かなり苦しいけど頑張ります!

一度は復活したものの、だんだんペースが落ちてくる。佐渡と同じで時計とのにらめっこである。関門付近で嫁が応援してくれていた。ありがたい。

スピードは出せないが、このままのペースで行けばなんとかゴールする事が出来そうである。とにかく諦めず、ペースを落とさずに走る。これ以外に方法はない。諦めず、同じペースのままの難しさや大切さを学びながら走る。

ゴール迄あと1km。回りの選手のペースがあがる。佐渡ではペースを上げる事が出来たが、今回はペースを上げる事が出来ない。ゴールが見えて来た。名前をコールしてもらう。

無事ゴール。

ラン:2:41:26

総合:7:31:12

大会の実行委員である白戸太郎氏に迎えられ握手してもらった。

チームメンバーやその家族、秋田嫁も秋田がゴールした事を喜んでくれた。ありがたい。昨年完走出来なかったメンバーも1名完走。素晴らしい!何名かは今年も完走出来なかったが、また来年チャレンジすれば良い。

その後バイク等の片付けと恒例の焼き肉大会!チームメンバーと最高の時を過ごさせてもらった。

毎回思うのだが、お客様、仲間、会社のスタッフ、家族。沢山の方々にささえられ、45歳のオヤジがトライアスロン等というバカなレースに参加させていただき、無事完走させてもらえる。とてもありがたい。感謝しています。

今回のレースで今年の秋田のトライアスロンシーズンは終了。これからしばらくはマラソン。「大阪」「神戸」「NANA」と続けての参加。「大阪」では4時間切りを目指してがんばります!

一句:ポッコリと、おなか出ても、アイアンマン

バイク編:2011 アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン レポート

相変わらず着替えが遅い。何をしている訳ではないのだが、ここをもっと効率良く出来れば、5〜10分タイムが縮まると思う。

腰を下ろしてタオルであちこちを拭く。バイクジャージを着る。ワセリンを手に取り股間へ塗る。乳首の絆創膏がはがれていないか?を確認、心拍計を付ける。アームカバーと転んだ時用の肘あてを付ける。水分補給、栄養補給を行う。靴下を履き靴を履く。ゼッケンベルトをまく、ウエストポーチを付ける、帽子をかぶってサングラスをしてバイク用の手袋を付ける。もたもたしてしまう。

準備を終えバイクの所に行くと秋田のバイクだけ残っている状態。秋田のウエーブでは一番最後のバイクスタートのようだ。マーシャル(審判)が秋田のバイクを見ながら心配そうにしている。「それ僕のです」と。バイクをとりバイクスタート。90km のバイクライドである。

バイクスタート(秋田の腕だけ)

最初の10km は平坦な道。ちょっと向かい風か?あまりスピードがのらない。アベレージ30km くらいにはなるだろうと思っていたのだが、もっと低かった。平坦な道が終わりアップダウンの道に入る。チームメンバーとすれ違う。まだ元気はある。

このレース。バイクのトランジットが少ない。1ヶ所しかないトランジットエリアを3回通過する。90kmで3回。暑いので飲む水とかける水が欲しいのだが、かなりの距離を行かないと手に入れる事が出来ない。また、手にする水はぬるい。秋田の場合、殆ど最後の方なので文句は言えないのだが、他の大会では最後の方でも冷えた飲み物をしっかり用意してくれている。

2回目のトランジットエリア。「ごめんなさ〜い。水しかないんですぅ〜」ってボランティアの方々が謝っていた。ちょっと可哀想・・・。思い切り怒った人もいたんだろうなぁ〜なんて・・・

3回目のトランジットエリア。通過してしまおうかと思ったのだが、どうせ良いタイムにはならないので寄る事にした。冷たい水があった。ありがたい。秋田の前の選手がボランティアの方々と楽しそうに写真を撮るので、秋田も一枚撮ってもらった。いや〜おじさん嬉しい!運営には少々難があるが、ボランティアの娘達には全く問題がない。おじさん超元気になって再出発をする事が出来た。

おじさん超元気!

相変わらずに登り下り。何度も途中で心が折れたが、制限時間ギリギリに近い所でランへのトランジットエリアにたどり着く。バイクフィニッシュ直前の上り坂・・・笑うしかなかった。

バイク:4:17:36

スイム編:2011 アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン レポート

トライアスロンやマラソン会場になっているそばのホテルや旅館はありがたい事に朝食は早く取らせてくれる。今回宿泊したセントレアホテルも朝食バイキングが朝3:30頃から食べられるようにしてくれた。感謝。

早く寝たので、いい感じで起床。いつもはこれから寝る。って時間ではあるが・・・(苦笑)。朝食を摂りトイレへ。いい感じで出てくれない。レース中にもよおすかな?と思いながらメンバーとの待ち合わせ場所に行く。

シャトルバス

セントレアホテルからは大会側のシャトルバスに乗りスイム会場へ向かう。スイム会場へ付きバイクの空気の点検やバイクボトルに飲み物。フレームにパワージェルの貼付け等の準備を行う。アナウンスがあり、1,900m のスイムが 1,200m になり、スタート時間が20分遅くなったとの事。加えてウエットスーツ禁止(着ても良いがチャンピオンシップへの出場権であるスロット及び表彰の対象外になる)である事が参加者やスタッフ、応援者に伝えられた。

レース直前

軽く試泳をする。水は温かい。ウエットスーツ着ない方が良いかも・・・と思ったが、下だけ履いて上はバイクジャージで挑む事にした。

今回は久しぶりのウエーブスタートである。秋田はスイム遅いので、次のウエーブの選手に追いつかれてしまう「嫌だなぁ〜」。時間になりプロ選手がスタートした。だんだんスタートが近づいてくる。フローティングスタートなので、海に入り立ち泳ぎでスタートを待つ。ぷぅふぁぁ〜〜〜〜。秋田のセントレア70.3常滑ジャパンが始まった。

コースは3つのブイを左回りする。まずは一つ目のブイを目指す。バトルを避ける為にブイの右側2〜3m 地点をめがけて泳ぐ。潮の流れなのか?そもそも泳力が無いからなのか、全然進まない・・・なんとか一つ目のブイをターン。まだ後ろのウエーブには追いつかれていないが・・・自分のウエーブの人も殆ど回りにいない。ヘリコプターが飛んでいる。きっとこのレースの取材をしているんだろう。

二つ目のブイを目指し始めてすぐに後ろのウエーブの人に追いつかれる。だいぶコースの外側を泳いでいたのだが、それなりに体があたってくる。ガチーンと頭に腕があたる。バトルはやっぱり嫌だ。

今回上半身のウエットを着なかったので、首回りにワセリンを塗っていなかったせいか、バイクジャージが首回りでこすれる。これは痛くなりそうだ。どうしよう・・・脱ぐしかない。バイクジャージを海に捨てるわけにはいかないので、脱いで下に履いているウエットの中に入れた。宮古島の時と同じである。(俺、学習と成長してないじゃん・・・笑)だいぶ楽になった。二つ目のブイあたりは後ろとその後ろと、そのまた後ろのウエーブの人たちが結構いて、ちょっと混雑。ブイから2m程度離れて二つ目のブイをターン。

非常に遅い速度ではあるが、3つ目のブイも2m 程離れてターン。ゴールはスグそこ。ゴールをするとバイクジャージが股間付近にあって、超ビッグな股間を披露しながらバイクバッグを受け取り着替えのテントへ入った。

スイム:32:20

レース前編:2011 アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン レポート

今日はセントレアへ移動の日。中部国際空港駅に10:30待ち合わせ。朝7:30の新幹線に乗らねばならない。前日からちょっとソワソワしていたせいか、ちょっと早く起きてしまった。iPhone に曲でも入れるかな?と思い、色々とやっていたのだが、自宅のマシンが遅すぎて結局出かける時間までには終らなかった。

 

JR中野駅

中央線に乗り東京駅へ向かう。とってもダイヤが乱れている。本来であれば7:10頃に東京駅へ付き、名古屋迄の切符を買って新幹線に余裕で乗り込む予定であったが、電車が遅れ7:20頃に到着。新幹線のチケット売り場は連休初日なので、長蛇の列。「あぁ〜〜〜間に合わない・・・」
そう思った瞬間に GGs のTシャツを着ている仲間がカウンターでチケットを買っている。ラッキー!そこに駆け寄り「あと2枚追加〜」って言って並ぶ事なくチケットをGET!。ずるこみして済みません。

無事予定通りの新幹線に乗車。少々先に乗っていた仲間が席を確保してくれていたので、自由席でも座って名古屋へ行く事が出来た。早速社内は楽しいムード。仲間と行くのは楽しい。

セントレアの駅

名古屋で乗り換え中部国際空港へ到着。集合時間に間に合った。
ホテルへ荷物を預け、アイアンマンショップへ行く。iPhone ケースが気になる。欲しい・・・買ってしまった。

iPhone ケース

それ以外はあまり興味をそそられなかった。アイアンマンショップの後は競技説明会。この大会は馴れている人が多いからなのか?ちょっと不親切。

ルールの説明等は完全に端折られた。ルールブックももらってないし、ネットには「アイアンマン競技規則及びJTU(社団法人日本トライアスロン連合)の競技・運営規則、並びに大会ローカルルールを適用します。」しか書いてない。ローカルルールって何よ・・・みたいな感じ。事前に葉書の一つくらい送って欲しいなぁ〜。
競技説明会を終え昼飯。セントレア空港の中のレストランで食事。その後選手登録を行いバイクコース見学へ向かう。バイクコースが去年よりキツい感じ。例のごとく下り坂を降りきると直角カーブの連続。下りの勢いを全く生かせない。説明会でも言っていたようにバイクコースが複雑。実際に下見をしていても今ひとつ頭に入って来ない。

競技説明会

バイクを預託

バイクコース見学を終え、バイクの預託に向かう。バイクを組み立て車検を受け預託を行う。無事預託しホテルへ戻りカーボパーティー。明日のレースの為にガッツり炭水化物を摂取した。部屋に戻りバイクコースとにらめっこ。だいたい理解した頃に睡魔が襲って来て無事就寝。

常滑地方の天気 今日の社窓から

今日の社窓からシリーズは、会社からiPhone で投稿をしている。

だいぶ操作に慣れた。しかしなかなかブラインドタッチには至れない(笑)。

明日からセントレア常滑ジャパンに参加する為に、常滑市に入る。土曜日:雨、日曜日:曇り、月曜日:雨、の予報だ。

レースの日は曇り。このまま曇り予報であって欲しい。

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常滑市へふるさと納税 今日の社窓から

今週末、常滑市セントレア空港で行われるトライアスロンの大会に参加する。

チームメンバーが主催者側ってのもあり、常滑市へのふるさと納税のお誘いが来た。

納付金額は自由で使い道のリクエストが出来る。来年の税金控除の対象にもなる。

なかなか良いシステムだと思う。

沿道で応援してくれる皆さん、笑顔で接してくれるボランティアの皆さんに会えるのが楽しみだ。

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アイアンマン70.31常滑ジャパン 9月19日 ラン〜

ランスタート。やはりランのスタートは厳しい。
スイム、バイクの疲労がモロに出る。バイクで走ったコースを
少々走り、折り返して海岸を走る。ロケーションはかなり良い。
バイクのときよりボランティアの方の顔がはっきり見え、
目を合わせながら声援に応える事が出来る。
ランコースは住居地帯ではないので、地元の方より
ボランティアの方が多く沢山支えてもらった。感謝。

最初のエイドステーションでは水をもらった。
少し走ると折り返してくる選手とすれ違いながら走る。
早くそっちを走りたいなぁ〜と思いながら自分の進むべき
コースを走る。もうしばらく行くとなんだかぐるぐると
コースが入れ混じっている。GG’s や BOY’s のメンバーと
すれ違い、ハイタッチをして元気をもらったり分けたり。
先を行くメンバーが走っているコースへたどり着くのに
30分以上かかったり。面白いと言えば面白いし、
解りにくいと言えば解りにくいコースであった。
途中バケツで水をかけてもらった。「気持ちE〜〜〜」
しかし、靴がびしょ濡れ。ちょっと後悔した。

迷路のようなぐるぐるコースを抜けると殆ど選手がいない。
ぐるぐるしていたから秋田より先の選手の姿を見る事が
出来て、元気もわいたのかな?と。ぐるぐるも良いのかも
しれない。空港島へ渡る橋にさしかかる手前で足がつって
しまい、足を引きずりながら歩いている選手に会う。
エンライテン(つり防止用のサプリ)がまだあったので、
その選手に分けた。無事ゴールできたかな?
まだまだ時間はあったから、大丈夫だろう。

橋を登るあたりから年長選手のそばを走る。
負けてられない。しかし、あの歳で頑張れるのは凄いと
思う。本当の意味で鉄人である。が...ずっと
べらんめぇ口調で酔ってもいないはずなのに?クダを
まきながら走っていた。なかなか楽しいクダだった(笑)。

橋の上からの眺めはとても良かった。他の参加者の
ブログを見ると、カメラを持って走っている方もかなりいる。
秋田もカメラを持って走ればよかったなぁ〜と思う。
携帯は持っていたのだが防水ではなかったので、ジプロック
にくるんだまま使う事が出来なかった。

常滑の空

常滑の空

橋を抜けボランティアスタッフの方が「あと4kmです!
頑張って下さい」って励ましてくれた。え?4kmもあるの・・・
ちょっと萎えたが、ここ迄来たのだから頑張るしかない。

空港島の東側の直線を南下する。ここから見える
知多半島がとても美しかった。やっぱりカメラもって
走るようにしよう。しばらく走ると最後のエイドステーション。
最後の力をもらいゴールへ向けてスタート。

何となく音楽やざわめきが感じられる。ゴールが近いな。
ゴールまで続くフェンスが見えて来た。嫁が手を振っている。
おぉ〜もうすぐゴールだ。
フェンスの間をしっかりした足取りで走りゴールした。

ゴールには GG’s メンバー、BOY’s メンバー、嫁が
秋田のゴールを出迎えてくれた。有り難い。
ハーフだが、晴れてアイアンマンになる事が出来た。

アイアンマンでゴール

アイアンマンでゴール

スイム:0時間59分51秒
バイク:3時間55分21秒
ラ ン:2時間36分04秒

トランジッション(SWIM-TO-BIKE):7分21秒
トランジッション(BIKE-TO-RUN):4分34秒

合計:7時間43分11秒

正直ハーフを少々なめていたかも知れない。済州島より
キツイレースだった。スイムがあったのと、日差しが
強かったのが原因かも知れない。なにより練習不足。
もう少し練習しなければと痛感したが、目標の完走は
果たせた。残念ながら GG’s 全員での完走は果たせなかった。
来年は GG’s 全員で完走したい。

レース後、アワードパーティー。GG’s 名誉キャプテンの
井上氏は CEO枠で優勝。5時間53分31秒の驚異的なタイム。
いつの間に練習しているんだろう・・・

アワードパーティーの後は恒例の焼肉大会。その後
ホテルの部屋にて二次会。すっかり酔ってしまい自分の部屋へ
戻るとそのまま就寝。

長くて楽しい一日が終わった。